こだわり
伝統の継承
熊本で畳一筋の職人が丁寧に作り上げる良質な畳。
伝統の技術を4世代にわたり継承しています。
高尾畳店の歴史
高尾畳店の創業は大正7(1918)年。おかげさまで、2018年でちょうど100年を迎えました。創業以来この出水の地で、4代にわたって引き継いできました。熊本県内では畳店が最盛期の3分の1にまで減少しています。そんな中でも私達はずっと畳一筋、畳だけを家業として技を磨き、時代に合わせながらも変わらない技術とこだわりで、畳をご提供しています。長く地場の企業様からも信頼いただき、大手住宅メーカーから個人のお宅まで、口コミやご紹介で多くのご依頼をいただいています。住宅建築の監督さんなど、日頃から多く建材を見ている職人さんからのご紹介が多いことが大変ありがたく、密かに誇りに思っている点でもあります。
私達の技術
通常、1社に最低1名いることが求められる、国家資格「畳製作1級技能士」保持者。当社には現在3名もの資格保持者が在籍しています。最初の採寸から最後の納品まで、畳のすべてを自社工場内で厳しくチェックしています。畳は規格が決まっているようでいて、実は部屋に合わせて1枚1枚を細かく寸法を変える必要があります。最小単位の1厘まできちんと採寸し、隙間なく収まる寸法を把握するのは熟練の職人技で、技術力の差が出る部分でもあります。工場内にはコンピューターを内蔵した最新の畳製造機械を採用し、職人による細かな寸法を正確に仕上げます。この「職人の技+最新技術」が、当社の一番の強み。納品後のやり直しもほとんどありません。「高尾さんに任せておけば間違いない」と言っていただけることが、一番の喜びです。
「良い素材」にもこだわります
安かろう悪かろうではなく「“きちんと良い”ものを納めたい」との思いで、日々、畳と向き合っています。畳表の代表的な素材である「い草」は、大生産地・八代まで赴いて実際に見て、納得できる品質のものだけを採用しています。また、畳床の選定にも手を抜きません、昔ながらの藁床や藁にフォームを挟んだ藁サンドも、お部屋の用途やご予算・ご要望に応じて細かくご提案いたします。また、最近増えてきている建材床も、丈夫だが重くて硬く扱いが難しく避けられがちな「1型」も積極的にご提案しています。さらに、畳縁や化学表も、厳選したメーカーから豊富なラインナップの素材を採用。目に見える部分から目に見えない箇所までニーズに応え、徹底してこだわります。お客様のご予算やご要望の中で最大級の品質を持った畳をご提供できるよう、妥協ない目で厳選しています。